包茎手術術後経過 〜手術に悩む方にムけて〜

はじめに

包茎治療は高校生から40歳程度の男性には知名度の高い手術といえる。しかし、羞恥心や病院側からの経営戦略により詳細な術後経過はあまり知られていない。こんかい包茎手術に悩む諸氏たちにムけて、症例報告を行い、意思決定の一助としたい。


症例は当時36歳の男性である。

典型的な重度の仮性包茎であり、軽度の右回旋、右側屈をともなっていた。ひとつ上の男で有名な某shinjuku医院にて院長の執刀を依頼した。


所要時間、症例は遠方のため入院せず初診から手術までをワンデイで希望していた。来院は平日で問診2時間、手術時間は約1時間滞在時間は約4時間であった。


術式は1日で済む吸収糸ではなく、術後創部確認してもらうためにあえて再診があるナイロン糸にしてもらった。麻酔と院長のトークにより術中は意識清明で痛みの訴えなく終始和やかにすすんだ。


手術で一番恐ろしいのは出血ではなく。創部感染症である。痛み止めに加えて抗生剤の2週間の飲み薬、塗り薬を処方された。


費用は、包茎手術は72000円、オプションの傷を目立たなくする美容形成手術260000円。総額352560円税込であった。


術後経過は良好。2週間で抜糸。家族に秘密で手術をしたために、入浴時に先にはいり、先に出てタオルで患部を隠すのが大変であった。

3週で我慢できずマスターベーションをソフトに開始してしまったが、大きなトラブルもなく、5週でコンドームをつけて性行為を行った。現在術後5ヶ月が経過しているが、問題はまったく見られていない。本人曰く、銭湯などでも堂々とできるしコンドームがずれることもなくなり。見た目も説明想像通り。傷も目立たず自然にむけた男性器になった。費用をケチらず正解だった。女性に対してもすこし自信がついた。まさに『ひとつ上の男になれた』とのことであった。

考察?理想とする形にしたい場合、基本料金より高くなるが後悔しないため本症例のある程度の負担が必要である。また脆弱な皮膚や糖尿病など創傷治癒や易感染があるかたは避けた方が無難であろう。

参考文献なし


発表に際しては許可はもらっていませんが、某shinjuke医院の某院長およびスタッフの皆様に本当にこころから深謝御礼申し上げます。

なお症例からは発表に際してあらかじめ同意をいただいております。公表すべき利益相反はありません。