オウム幹部についての推論

一連の報道からとても感じ得るものがあり、あらためて処刑された幹部の方々の来歴をwikipediaで拝見した。だれひとり楽してたどり着いたわけではない。教祖とて同様、なやみになやみ、金をつくり、人を集めた。人類救済、人智及ばぬ領域への自己コントロールの渇望、満たされない自己愛を源泉に作った。。

はじめは全人類の救済から、選民思想、現世破壊、新世界創造への流れができる。

できかたばかりの時はいい、だんだん組織運営のために、効果をあせり目的を変えていく。

そもそも答えのないものを考えているのだからなにもでない過激派へ。終身雇用からリストラである。

犯罪に染まらないだけで、会社なんかも実はよく似ていると思う。

死してなお遺体が影響をもつ、宗教政治指導者レベルの信者をIOTの時代に築いたのはたしかに特別な傑物怪物です。むいたのが正しい方向であれば…勉強になります。合掌。

臨床研究してる自分のまわりにも退職してヨガやアーユルベーダに走る人が多いのよ…まあ人智の及ばぬ神秘の世界がないとつまらないよね。答えは精神病理学のなかのがあると思うけど…

林郁男さんや中川さんが引きこまれた本をよみたいけどこわいからやめとこう。